2019/03/29

胡桃のドローイング

私は大学を卒業して以来、あまりドローイングをしなかったのですが、最近思う所あり、再びドローイングを始めました。
その話を少し書き記したいと思います。

ドローイング。定義は難しいですが、自分では、本制作に対する下絵や練習、本制作のエッセンスを視覚的に分かりやすく試したもの、といった意味で捉えています。

ドローイングを周到に行い計画を立ててから本制作に臨むタイプ、そういった事はせずにいきなり本制作に入っていくタイプ、人により様々だと思いますが、自分は後者のタイプです。
理由は、どんな作品になるか分からない状態で、出来上がっていく絵を制作して行くのが好きだし、その方が飽きずにモチベーションを保てるからです。
しかし、長いことそうやって制作してきて、ここの所ドローイングの必要性をひしひしと感じています。

いきなり本制作は、制作の楽しさという点ではとても良いのですが、いかんせんぶっつけ本番なので、構図が甘くなったり、もう少しこうした方が良かったなぁと後から思う事がしばしば起きます。(色鉛筆では、一回描いてしまうと大きな修正は難しい)
そういった反省は、次の絵に活かしていけば良いかなぁと思っていたのですが、プロとしてやっていく時にそれではいけないと最近思い直しました。(今更感がありますが…)

また、1枚を描き上げるのに時間がかかるので「死ぬまでにあと何枚描けるかなぁ」とふと考えた時に、もう何百枚も描くのは難しいと気付き、短時間で試して、本制作のクオリティをもっと上げたいと思いました。

そんな訳で、描いたドローイングを時々気が向いた時に、本ブログでも紹介していきます!