2026/11/04

カルチャープラザ平塚色鉛筆画講座 生徒様作品紹介

「芸術の秋が近付いているという事で、今回は色鉛筆画の講師を務めておりますカルチャープラザ平塚の生徒様の作品をご紹介したい!」そう思っていたんですが、モタモタしている間にもうすっかり寒くなってしまいましたね。もう冬です。

カルチャーセンターの講師業も、もう長いもので始めてから10年が経ちました。
時が経つのは本当にあっという間ですね。
大変ありがたい事に長く通ってくださっている生徒さんも沢山いらっしゃいます。
なのでこの機会に、生徒さんの作品の変遷や上達過程をご紹介していきたいと思います。

色鉛筆画を始めてみたい!と思っている方にも参考になるのではないかと思います。
是非楽しんでご覧いただけましたら幸いです。

【S様 女性】
絵を描くのは、ほとんどした事が無いという所から始められました。
娘さんが子供絵画教室に行っている間の空き時間に、自分もやってみようと思ったとの事です。
時系列に沿って4作品程ご紹介します。

①立方体
ご入会されてから最初の作品です。
青とオレンジを使ってグレーを作りながら、明暗の練習をするという課題です。
最初の課題なので、まだ少し塗り方に慣れていないですが、明暗の変化は丁寧に追えています。

②林檎
4作品目です。
かなり塗り方が上達されているのが、目に見えて分かるかと思います。
重色で林檎の固有色を表現する事も上手くできています。
テーブルの影がやや黒っぽいので、そちらは今後の課題としましょうとこの時点ではお話しました。

③ビン
8作品目です。
色鉛筆ではガラスや金属を描くのは難しいのですが、かなり描き慣れて来たので挑戦してみましょうかという話になりました。
ここまでで明暗表現の基礎がしっかりとできていましたので、ビンの質感を加える事も実現できています。
ビンが描けると、一通り全ての物の質感を表現する事が可能となります。

④娘さんの作ったオブジェと猿の置物
13作品目です。
ビンの後はこちらからの課題も用意しますが、生徒さんに描きたいモチーフがある場合はそちらを積極的に優先するようにしています。
娘さんが制作されたオブジェを作品にしてみたいという事で挑戦されました。
手作りの物を絵にすると、形が狂っているように感じられやすいのですが、しっかりとしたデッサン力・色彩表現力で自然に描く事ができています。
またモチーフにもご自身の独自性が出ていて、何か物語性も帯びているように感じますね。
林檎の時の課題であったテーブルの影についても、黒くなり過ぎずにちょうど良いグレーにする事に成功しています。

いかがでしたでしょうか?
人によって上達スピードや作風は様々ですが、じっくりと取り組む中でその方なりの表現に繋がるように心掛けて指導にあたっております。
こちらの方は塗り方や重色が非常に丁寧ですので、メキメキと上達されました。
色々と描きたいアイディアをお持ちの様なので、今後もどんなモチーフに挑戦していくのかとても楽しみです。

また、機会を見て他の方の作品もご紹介したいと思います!

2026/10/17

果物のドローイング

またドローイングができましたのでご紹介します。
ありがたい事に実家から定期的に果物が送られてくるので、今回はそちらを描いてみました。
最近は果物もすごく高くなっているので、とても助かっています!
味わいながら、絵に描く事で二度楽しみました。

また今後、新しく描いたドローイングは一定期間横山商店でも販売しようと思います。
販売期間は一ヶ月くらいを目安に考えています。
もし、ご興味のある方がいらっしゃいましたら、是非そちらも覗いてみて頂けましたら嬉しいです。


それでは、各ドローイングの詳細をご紹介していきます。

①梨のドローイング
梨は一番好きな果物なので、今までにもう3~4回位描いているのですが、また描いちゃいました。
今までは皮付きの丸のまま描く事が多かったので、今回は剥いた物を描く事に。
林檎と似ていますが、梨の方が若干白いですし質感もより瑞々しいですよね。
そういった所が表現できればなという事で、背景はグレートーンで対比させる事にしてみました。
画材は色鉛筆で描いています。

②葡萄のドローイング
コロンとした形が可愛らしく艶々の皮の質感も宝石みたいで、とても描き応えがありました。
葡萄の有機的な形に合わせて、紙も通常の四角い形ではなく破って不定形にしてみました。
使用画材は色鉛筆なのですが、微妙なトーンの移り変わりを何層にも重色して描いていく過程が楽しかったです。

③葡萄の枝のドローイング
こちらは少し変わったモチーフ。
葡萄を食べ終わった後、少しぼーっとしていたら、何だか残った枝もとても面白い形に感じたんですよね。
よく見ると結構ゴツゴツしているし、岩みたいな質感が不思議に思えました。
モザイクっぽく表現してみたら良いのでは?という事で、実だけではなく枝も折角なので描いてみる事にしました。
画材は透明水彩で描いています。

いかがでしたでしょうか?
ありふれた果物というモチーフでも、まだまだ色々な捉え方、描き方があるんだなぁと思いながら制作したモチーフ達でした。
まだまだ「面白いモチーフなのに見逃している」という事が生活の中で沢山あると思うので、見逃しているモチーフ達に気付けるように注意深く日常を過ごしていきたいです!

2026/10/08

横山商店に「2027年カレンダー」を追加しました

なんだかんだとブログもご無沙汰になっている間に、もう今年の終わりも見えてきてしまいましたね。
という事で、通販サイト横山商店に来年のカレンダーを追加しました。
下記リンクより商品ページをご覧いただけます。


2027年の干支「未」を色鉛筆で描いたものに、毛糸で編んだ帽子や手袋、毛玉などを配してカレンダーに仕立てました。
サフォーク種という顔と足の部分に毛が無く、黒い品種をモチーフにしています。
この品種の特徴に合わせて、全体的に白黒のデザインにしてみました。
大きさはA3で、1枚の中に全ての月が入っているポスターカレンダーになります。

干支の縁起物カレンダーとして、来年のお供にしていただけましたら嬉しいです!
どうぞよろしくお願いいたします。
色鉛筆で描いた原画

2026/06/30

食べ物のドローイング

かなり久しぶりですが、またドローイングができたので紹介します。
最近は食べ物の絵を多く描いていて、自分で買った物や貰った物をモチーフにしています。
描き方はモチーフ+モチーフから受ける色のイメージの背景という組み合わせで描く事が多いです。

①漬物のドローイング
一時期無印良品の糠漬けキットにハマっていた事があり、その時に漬けたものをモチーフにしました。
漬物にする事でその野菜の持つ色の綺麗さが際立つなぁと感じ、描いた次第です。
貫入のお皿もお気に入りなので、それに合わせて水玉模様の背景にしてみました。
画材は色鉛筆を使っています。

②角砂糖のドローイング
レストランで食事をした際に、角砂糖の容れ物とトングが素敵だったのでモチーフに選びました。
砂糖のさらさら、ほろほろとした質感や甘い匂いが絵から感じられるように意識して、点描を使ったり色使いを考えました。
画材は透明水彩です。

③カメノテのドローイング
先日初めてカメノテを食べて、とても形が面白く味も美味しかったので描きたいと思いました。亀というか怪獣の手みたいで本当に面白いですよね。
普段は結構筆致が残らないような描き方をするのですが、今回はカメノテの独特な質感があったので、あえて線のタッチを残す描き方を試してみました。
画材は色鉛筆を使いました。


いかがでしたでしょうか?
もうしばらくは食べ物シリーズを続けていこうと思っています。
また、最近はドローイングでも結構描き込んでしまっています。
ドローイングなので、アイデアのみサラッと出すみたいな事が出来たらとは思っているのですが、ある程度描き込まないと自分の思っている効果が見えず、意味が無いとも感じていて少しジレンマです。
良い塩梅を探しながら、また描いたものをこちらで紹介していきます!

2026/05/05

色鉛筆画通信講座<添削例”陸橋からの夕景”紹介>

色鉛筆画通信講座の生徒さんの作品と添削例、さらに添削後に生徒さんが描き進めた作品を紹介致します。
講座のご受講を検討中の方の参考になりましたら幸いです。


夕暮れの色合いや、時間帯の表現などの基本はできているので、グレーの色幅を広げる事、遠近感をさらに出していく事を中心に添削指導を行いました。
①遠近感を出す
空気遠近法による遠近感を強くするために、近くの雲を濃くしました。
また、太陽からの近さに応じてオレンジや黄色などの色味の変化を強めました。

②グレーの色幅を広げる
補色や異なる色相の色を重ねてグレーの色味の幅を広げました。
また一番手前に街をシルエットで暗く描き、遠近感を強調すると共に、絵全体のグレーの明暗の幅を広げました。

今回も添削指導後の生徒様ご自身の加筆の画像をお送りいただきました。
遠近感が強調されて、陸橋からの景色という臨場感もさらに出ているのではないかと思います。

メール添削での場合は(ビデオ通話での添削も可能です)基本的に横山が加筆した加筆例もお付けする形で、なるべく具体的な指導を心掛けております。
通信講座は、対面での指導に比べて情報量はどうしても劣ってしまいますが、単発や不定期での受講などスケジュールを合わせやすい点、ご自宅で進められる点はメリットになるかと思います。

初心者の方でも経験者の方でも大丈夫ですので、自分の絵を見てもらいたいという方、ご受講お待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。