2024/04/21

二人展「盲点」展示のご報告

本田雄揮×横山大河二人展『盲点』にご来場頂きました皆様、気に掛けて下さいました方々、誠にありがとうございました。
4月20日をもちまして無事会期終了となりました。

また一緒に展示をしてくれた本田雄揮さん(以下本田君)会場を提供してくれたCafeちょくちょく店主の井上直さん(以下いのっち)にも感謝申し上げます。

簡単に今回の展示を振り返ってみたいと思います。
(webサイトにまとめのページがありますので、よろしければそちらも是非ご覧下さい)

まず今回の展示の経緯ですが、本田君もいのっちも中学校の同級生であり、その縁で本展示が実現しました。
本田君とは、以前も一緒に展示をした事があったので、ざっくりとした方針だけ決めて基本的には各自描きたい物を制作しようという事にしました。

実際に展示してみての感想は、本田君の絵も私の絵もカフェの雰囲気に非常にマッチしていましたし、絵同士の調和も取れていたように思います。

『盲点』というタイトル通り、日常の中にある「何気なさ過ぎて気に留められないようなもの」をそれぞれが取り上げ、それが展示された時も違和感なくカフェの風景に溶け込む事で、また日常の一部に絵が戻っていく、というような見え方をしていて面白かったです。
今まで作品の自律性を担保する為に「作品自体に強いメッセージ性が無ければならない」という想いがあったのですが、絵自体が発するメッセージ性を無くす事で見えてくるものもあるのかなぁなどと考えたりもしました。

本田君の作品は新作を久しぶりに見たのですが、予想を超えるクオリティで一緒に展示ができて本当に良かったです。

また、一日だけの在廊の際に急遽カフェスタッフとしてお手伝いをしたのですが、いのっちの働きぶりを間近で見られ、普段接しているいのっちとは違いキビキビした動きで、当たり前ですが「プロだなぁ」と感じました。
在廊日には懐かしい人達にもたくさん会う事ができて、そちらも楽しいひと時でした。

他の2人が良ければ、また展示やワークショップなど是非してみたいと思っています。

これからはまた描き溜めの日々に戻って、皆様に新たな展示のお知らせができるよう頑張ります!
それでは!