2024/08/29

山菜のドローイング

新しくドローイングが描けましたので紹介します。
秋田の実家から春に山菜が送られて来たので、折角の機会という事で絵にしてみました。
全部で5種類あったのですが、順番に描いていたらもうすっかり夏も終わりに近づいてしまいました。
少し季節外れではありますが、ご覧頂けましたら幸いです。


①わらびのドローイング

わらびは初めて食べました。下処理なども見様見真似でやってみたのですが、正しいやり方なのか若干謎な部分もありつつ美味しく頂きました。
丸まっている部分がなんとも可愛らしい形をしていますね。
水彩紙に色鉛筆で描きました。


②こごみのドローイング

こちらも初めて食べました。わらびに比べると調理が簡単だなという印象でした。
また、造形もすごく変わっていて面白いですね。少し古代の植物という感じがします。
くるくるの部分が密度感が好きです。
画材は色鉛筆を使っています。


③たらの芽のドローイング

たらの芽は食べた事があるのですが、調理するのは初めてでした。天ぷらで頂きました。
春の匂いが強く感じられるので好きな山菜です。味も美味しいですね。
こちらは水彩でタッチを生かしながら描いてみました。


④山うどのドローイング

こちらも初調理、初実食です。
最初どの部分が食べられるのかちょっと分かりませんでした。酢味噌で頂きました。
たらの芽とはまた違った香りがとても印象に残りました。
形は結構素朴なのに味は割と個性的だなと感じました。
画材はパステルを使っています。


⑤姫竹のドローイング

いわゆる竹の子とは、また違ったものなのでしょうか。
どこまで皮を剥いだら良いのか若干分からなかったのですが、美味しく頂きました。
モチーフとしては、赤紫がかった皮の色がとても綺麗だったので、それが特徴的に描けるように意識して制作しました。
色鉛筆を使って描いています。


いかがでしたでしょうか?
山菜は今まであまりなじみが無かったのですが、今回調理したり食べてみてとても好きになりました。
絵のモチーフとしても素朴な佇まいが素敵で気に入ったので、来年の春も山菜のドローイングシリーズを描いて紹介できたらいいなぁ、などと思っています。